8年前に病気を理由として退職勧奨を行った社員が個人情報の開示を求めている

◯事案の概要

8年前に病気を理由として退職勧奨を行った社員から経緯に納得できないため損害賠償請求を検討しており個人情報の開示を求めるとの連絡があった

◯相談内容

2015年に辞めた従業員から連絡があり、退職した経緯に納得できないから損害賠償請求をしようか検討しているとのこと。

辞めた従業員の基本情報として、現在62歳、在籍期間は10年弱、病気(うつ病)が治らない為、退職勧奨を行ったようです。

辞めた従業員は現在、障害年金を受給中とのことで、産業医面談をした際の記録が残っていたら欲しいということと、傷病手当金申請書「病気の原因」の記録がのこっていないか、とのこと。

そもそも8年以上前に退職した従業員の産業医面談の記録を開示する必要があるのか?それと同様に傷病手当金申請書についても必要があるのか?

前提として、現在障害年金を受給している方なので普通に物事の判断が出来ないかと思っているので、開示する必要もないかと思います。先生の見解をお聞かせいただけないでしょうか。

◯菰田弁護士の回答

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