本採用に至らなかった退職者が精神的苦痛を訴えている

◯事案の概要

挙動に問題があり試用期間満了で退職してもらった人物が精神的苦痛を訴え警察に相談しているとのことだが無視しても問題ないか

◯相談内容

挙動に問題が見られたため試用期間満了で退職してもらった男性の件で相談です。

試用期間中の評価をもって本採用は出来ない旨を書面で渡し9月30日で退職(解雇)させました。勿論、30日分の解雇予告手当(明細の表現は再就職準備金)を支払いました。本人は「納得いかないので監督署に行きます」と言い、こちらは「構いません。相談に行ってください」と返答しました。

その後、警察に「本採用されなかったことで精神的苦痛を受けた」と相談しているそうです。多分、監督署では本人の思うような結果にならなかったのかなと。スタッフが確認で連絡したところ「警察への相談を止めるかは分かりませんがまずは謝罪してください。」と言ってきました。

自分の考えとしては、謝罪する理由がないのでしない、もし何か言ってくるようであれば弁護士に依頼して窓口になってもらう(退職の時に一度弁護士に相談済み)とアドバイスするつもりです。

菰田先生のお考えはどうですか?また警察は民事不介入だし、精神的苦痛の根拠も不明なので取り合わないと思うのですがいかがですか?

◯菰田弁護士の回答

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