60歳以降の雇用継続をしないことにつき従業員と合意を得たい
◯事案の概要
疾患により正社員としては退職し、嘱託社員として雇用した社員がいるが病気の影響で給与に見合う仕事を与えられないため、60歳以降の雇用継続をしたくないと考えている
◯相談内容
有期契約の嘱託社員がおり、当該契約を6年ほど更新して無期転換権が発生しています。もともと正社員として勤務していましたが、うつ病を2回ほど発症し休職期間満了で退職ではあったのですが、温情で正社員としては退職するものの、嘱託社員として雇用したという経緯があります。
しかし、明らかに病気の影響でさせる仕事がなく、給与に見合っていない状況です。会社としては今まで先送りにしてきた案件なので60歳までは今の給与でなんとか面倒を見るつもりではあるものの、それ以降の雇用継続はしたくないという意向です。
このような内容について本人と合意を得たいのですが、どのような書面をかわすのが妥当でしょうか。