事業の管理者が他職員を巻き込み、新会社設立と引き抜きを企てている

◯事案の概要

事業の管理者が他職員を巻き込み、新会社設立と引き抜きを企てている

◯相談内容

事業の管理者、職員から一斉に退職の意思表示がありました。この管理者は今までも度々問題を起こしてきたようで、今回の退職も他職員を巻き込み、新会社設立と引き抜きを企てているようです。

管理者が、職員が会社の内部情報を持ち出ししようとしている現場を目撃したようです。顧客を根こそぎ奪われてしまうことは、会社存続の危機に値する程度です。

今回相談させて頂きたいのは、会社として退職する月末までの間に、どのような強行姿勢を貫けるかです。

ちなみに誓約書は入社時と昨年リニューアルしたものの2回締結しており、当然に情報漏洩に関する事項も盛り込んでおります。ただ、守秘義務手当等の対価払は行ってはおりません。

私自身の体験下においても、競業避止や不正競争防止等を争点に賠償等を行うことが難しい事件も実際多かっただけに、100%は難しくとも、今から何らかの抑止行為は行っていく必要は当然あると考えています。

会社には弁護士に相談するようには伝えましたが、こちらでも有効策は持ち合わせておきたいと考えております。

◯菰田弁護士の回答

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について