アルバイトで採用したが、担当業務がなくなった

◯事案の概要

アルバイトで採用したが、担当業務がなくなったため、別の業務・拠点への振り替えまたは状況説明と謝罪、お詫び金の支払いを考えている

◯相談内容

クライアントから以下のような相談がありました。法的な観点から対応フローへのご助言を頂ければ幸いです。

アルバイト募集を実施し、合格した方には「採用決定メール」を送信、入社承諾をいただいた方がいる。

しかし、担当して頂く予定の業務が消滅してしまい、募集した職場での入社の受け入れが出来ない状況。

募集した業務・拠点での受け入れはできないが、別の業務・拠点への振り替えができないかは現在社内で確認・検討中。
 
もし仮に別の業務・拠点への振り替えができなかった場合、この内定者の方へ状況説明と謝罪またお詫び金(想定月給1ヵ月分)の支払い準備がある、とのこと。

【会社が想定している対応フロー】
①内定者の方に電話連絡。
担当して頂く予定だった業務がなくなった旨を説明すると共に、入社受け入れができない旨をお伝えし謝罪。
  
②本事案に対してお詫び金(想定月給1カ月分)を支払う準備がある旨を説明。
※お詫び金に関しては、以後の訴訟リスクの回避や本事案のネガティブな拡散を防ぐ為、支払う方向で検討中。

③お詫び金の受け取りに伴い合意書を記載頂く旨(内容含め)をご説明する。
      
④合意書の確認後に支払い手続きを実施し終了。
 
【納得頂けなかった場合】
内定者の方が弊社にどういった対応を希望されるかをヒアリング、折り返し対応とし社内検討。

◯菰田弁護士の回答

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