受贈者が複数の場合の贈与契約書の書き方について

◯事案の概要

受贈者が複数の場合の贈与契約書の書き方について

◯相談内容

贈与契約書について、受贈者複数の場合の書き方について教えてください。不動産の共有持分を贈与するケースです。

甲の共有持分である6分の2のうち、6分の1を乙に、残り6分の1を丙に贈与します。

①贈与契約書の書き方として、次のような書きぶりで誤解なく書けていると考えていますが、いかがでしょうか?

(贈与契約書)
 贈与者甲と受贈者乙及び丙とは、次のとおり贈与契約を締結した。
第1条 甲は、その所有する以下の不動産の共有持分6分の2のうち、6分の1を乙に、残り6分の1を丙に贈与することを約し、乙はこれを承諾した。
 不動産の表示
     (省略)

 甲 署名捺印
 乙 署名捺印
 丙 署名捺印

②上記のような契約書ではなく、甲乙間と甲丙間で2通に分けるべきでしょうか? 印紙税や作成の手間をも考慮して、できればまとめたいと思っています。

◯菰田弁護士の回答

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について