株式の不利発行でも課税リスクは生じるか
◯事案の概要
株式の不利発行でも課税リスクは生じるか
◯相談内容
ある会社が、今回ファンドからの出資で優先株式を発行することになりました。ファンドで株価を決めているのですが、当初の株価とは数十倍の乖離があります。ただ、元々高く発行しているものをその後安く発行すれば課税リスクがあるかと思いますが、今回の場合はその逆なので、課税リスクはないと考えてよろしいでしょうか。
また、ファンドやVCで、そもそも株価を決定した上で契約済みの書面を渡されて登記をお願いされる流れが多いのですが、もし課税リスクがあったとしてもそのまま登記を行えば、特に当方が何か責任追及されることはないと考えていますがいかがでしょうか。