建設業における固定残業代の上限時間について

◯事案の概要

建設業における固定残業代の上限時間について考え方に誤りがないか相談したい

◯相談内容

固定残業代の上限時間についての相談となります。

今年の3月一杯までは建設業では、(安全衛生面の配慮は一旦置いて)法定時間外労働が毎月60時間を超えることもあるかと思います。そのため、固定残業代を60時間分支給しているケースもあるかと思います。

ただ、4月以降は建設業でも45時間を超えることができるのは年6回までとなるため、固定残業代も原則45時間分までとしないと問題はありますでしょうか。

私としては、労基法に固定残業代についての条文がないこと、また実態として時間外労働の上限規制を守っているのであれば45時間分以上の固定残業代を支給しても問題ないかと考えています。(ただ、安全衛生面や60時間超えの割増率の問題から60時間くらいが最大かと考えますし、今後の流れで45時間までが上限になることもあるかなとは思っております。)

もし、現時点で固定残業代45時間超えに問題がございましたらご教示いただけますでしょうか。

◯菰田弁護士の回答

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