助成金申請において会社の不正と判断された

◯事案の概要

キャリアアップ助成金において、賃金台帳が2つある=二重帳簿ということで、会社の不正という判断が出た

◯相談内容

キャリアアップ助成金において、賃金台帳が2つある=二重帳簿ということで、会社の不正という判断が出ました。社労士事務所は関与していないということで弊所としては一安心ですが、下記質問です。

①賃金台帳が2つある=二重帳簿ということなら他にも同様のものがありますが、なぜこれだけ不正とされたのでしょうか?

現在、申請したものの審査がストップしている過去の雇調金も、このキャリアップの不正認定を受けて受理しないことになりました。それが狙いでしょうか?

②弁護士チームは、「雇用関係助成金支給要領0703ロで贈与契約とあるので一旦支給決定をしたのは贈与だから返還する義務はない」という法解釈です。菰田先生のお考えはどうですか?

③弊所の関与について、上記のように○○県の労働局としては疑義無しで、厚労省には後日報告という形で報告するそうです。

ただそこで厚労省が、社労士申請案件だから社労士について再調査しろ、と言われる可能性が0ではありませんとのこと。また、仮に裁判となったら再度0からやり直すことになりますね、と局の担当者が言っていました。

この辺の弊所のリスクに度合いについてはいかがでしょうか?

◯菰田弁護士の回答

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