パワハラを受けたとして退職後に申告の書面が届いたが、パワハラがあったかどうか疑わしい
◯事案の概要
パワハラを受けたとして退職後に申告の書面が届いたが、慰謝料が発生する内容ではないと思われる。「事実調査をしたが、パワハラとは認められなかった」という旨の書面を出そうと考えている
◯相談内容
パワハラを受けたとして、退職後に申告の書面(お金をくれたら解決する旨を含む)がきました。多くの事実が並べられていますが、形式的にもパワハラとは認定しがたい内容で、かつ、パワハラとして慰謝料が発生する内容でもないと思われます。
退職後ではありますが、相談窓口への申告という形式できていますので、調査は行うとして、当該調査は退職者へのヒアリングはやっておいたほうがいいものでしょうか。
ちなみに、心理的負荷があるので、直接の連絡はしてくれるなということが書面には記載されています。書面からみて、弁護士が記載したものではありません。
「事実調査をしたが、パワハラとは認められなかった」という旨の書面を出そうと思いますが、留意点ございますでしょうか。