労働審判や調停ではなく裁判を起こす理由について
◯事案の概要
顧問先の従業員が未払残業代を支払うように簡裁に訴えを起こしてきた。調停や労働審判ではない理由について知りたい
◯相談内容
顧問先企業の労働者が、未払いとなっている残業代を支払うように弁護士を通じて請求してきました。こちらも弁護士をたてて、「未払いになっているものはない」との回答をしました。
その後相手側から何の音沙汰もなかったのですが、急に訴えを起こしてきました。訴えを起こした先は簡裁なのですが、私としては、労働審判でも良かったのではと思っています。
また、証拠の問題などがあれば調停でも良いような気がしたのですが、今回の弁護士さんはどのようなことを考えて簡裁への訴えとしたのか、菰田先生にご意見を伺いたいです。(この労働者は在職しています)