パワハラ経営者への対応と事業承継の進め方

◯事案の概要

パワハラ経営者への対応と事業承継の進め方についてアドバイスが欲しい

◯相談内容

社長は70代の母親、副社長を50代の娘さんが務めている50名ほどの企業があります。

社長が年齢もあって物忘れがあり、今朝言った指示と違う指示をして「誰がそれをやれって言ったの!」、耳も遠いせいか声も大きく高圧的で「ここは私の会社だ」「私の意見を聞かないなら何かあっても責任は取らない」といった発言をし、また会話時に机をバンバンたたくといった状態なので、年明けから主要スタッフが3名退職しました。今後も同様の事が予想されます。

一方で現在事業承継を進めているところで、持ち株の割合は社長が副社長より10%ほど多いそうです。副社長が中心となってパワハラを指摘するのもいいですが、社長が感情的になり事業承継が進まない可能性が高そうです。

社労士である自分や顧問弁護士など第三者チームでパワハラ認定をし社長に認識してもらう、あるいはまずは事業承継進めて副社長に過半数の株を持ってもらい、株主総会で退任してもらうか等を考えましたが菰田先生ならどうされますか?

◯菰田弁護士の回答

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について