本人の意向により外注契約にて業務に従事していた者が勤務中に死亡した場合の留意点を知りたい

◯事案の概要

会社から社員化を打診するも本人の固辞により外注契約を結び社員同等の管理状況下で業務に従事していた者が死亡した場合の対応について留意すべき点を教えてほしい

◯相談内容

社のクライアントで設計事務所(1級建築士事務所)で外注として設計業務に従事していた者が、本日、客先での打ち合わせ中に心筋梗塞で倒れ、病院に運ばれ、そのままお亡くなりになりました。

外注といいましても、当該クライアントからは社員になるように要請されてはいたものの、何らかのポリシーでそれを拒否して外注して勤務しておられたとのこと。しがたって、会社も社員と同様に管理はしていないものの、勤怠記録をとり、健康診断も受けさせていました。普通に雇用契約のある者と同様に働いていたものと思われます。請求書などでやりとりはしていたようです。会社として社会保険とか、残業代などを免れようとしていた意図はありません。

警察から会社に電話があって、勤怠記録を出してほしいという要請があったので、出す予定です。

この状況で何か会社として留意すべき事項はありますでしょうか。

◯菰田弁護士の回答

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