自ら辞意を申し出た社員が退職勧奨を受けたと主張している
◯事案の概要
会社の指示に従わない在宅勤務社員へ出社勤務等の提案をしたところ、退職を希望したためこれを承諾したが、無理な要請をされて退職勧奨を受け入れたと主張している
◯相談内容
在宅勤務の会社で、たびたび会社の指示に従わず、ミーティングに参加しない、勤務開始・終了の連絡をしないなどが続いた従業員に対して、指導と出社勤務の提案をしたところ、「辞めます」と連絡がありました。
そのため、会社は担当者及び責任者が協議をし、退職を承諾する決定をして、本人に通知しました。
すると、出社など無理な要請をされた、退職勧奨を受け入れたと主張しています。退職届の提出は無く、具体的に「X月X日に退職します」等の申し出はありません。
現在、本人には、経緯からの事実を伝え、退職勧奨ではないことを伝えています。今回の件に関して、
【A】具体的な退職日の申し出は無いが、会社は退職を受理したことを伝えているので、本人からは退職の撤回はできない(他社の実例を参考にしました)
【B】すでに申出から2週間が経過したので、労働契約は終了した(本人とのやり取りは継続します)
【C】現時点では、自己都合退職ではなく退職勧奨という主張であり、退職自体には争いが無い
と考えています。ただ、今後、会社としては退職勧奨を受け入れることも視野に入れています。
お伺いしたいのが次の点です。
①:A・B・Cの解釈に誤りや無理はないでしょうか?
②:このようなケース、菰田先生でしたら、どのように考え進められますか?
