60歳定年の会社で70歳を超えている役員がおり、勇退してほしいと考えている
◯事案の概要
65歳で他社から役員として雇用され、現在70歳を超えている従業員がいる。雇用契約書はない。経営判断で勇退をお願いしたが拒否された
◯相談内容
65歳で他社から役員として雇用され、現在70歳を超えている従業員について相談です。
その人物について雇用契約書はありません。就業規則は60歳定年、65歳まで1年契約の嘱託社員です。65歳以上の従業員もいますが全て1年契約です。
この役員の近年の勤務状態が悪く、今後20年30年を考えるともっと若い人材に役員をしてもらいたいという経営判断で勇退をお願いしたところ、「自分は雇用契約書を取り交わしていないので1年契約ではありません」と拒否されました。
会社側は、ある程度の金銭を上乗せしても穏便に退職してほしいという意向です。
①契約書を交わしていなくても役員であれば自分のみ契約書がないというのはおかしい、実際に雇用契約書がないことは自身も認識していた。また他の60歳以上の従業員は全て1年更新という点から役員も1年更新していた、という解釈は通用しますか?
役員の立場上、退職勧奨の手法も熟知していて、またすぐに感情的になるので法律云々になると泥沼になりそうです。
士業が同席した上で社長には頭を下げてもらい「色々言いたいことはあると思うけど、自分が頭を下げることに免じて退職してほしい」と情に訴える方向で考えています。
私などが第三者として「社長がいち従業員のあなたにここまでしているんだから、その意を酌むべきではないですか」的な感じで後押しします。それでもだめなら解雇して裁判も辞さない覚悟を持って下さいとは伝えました。
