業務命令を拒否する社員への対応
◯事案の概要
案件の急激な減少により業務がなくなった社員に対して業務命令を行ったところ、拒否した上に「勤務時間中に翻訳の勉強をしたい」と回答があった
◯相談内容
懲戒処分についてご相談です。
①案件の急激な減少により業務がほぼなくなっている社員がおり、別のプロジェクトの業務に携わる命令を下したところ、命令を拒否したうえ、「手が空いた時間は翻訳に関する勉強をしたい」という回答がありました。
検討の結果、給与辞令の改定を行い本人に交付(8%ダウン)しましたが、本人が受け取りを拒んでいます。
②職務内容を変えず、等級基準に基づき降格のような扱いで給与を減らした形となっている部分は問題になりそうですが、職務を限定するような特約もないので、従わないようであれば人事異動命令違反等で出勤停止等の懲戒処分を考えております。
翻訳業務というのは特殊技能なので、職務限定され得る業務で異動命令自体が無効になるような可能性はあるのでしょうか?
③この先も異動命令を拒否続ける場合、どれくらいまで粘り強く注意警告を行い、懲戒処分を繰り返す必要があるでしょうか?もちろん、あわせて退職勧奨を行い合意退職を目指します。
④今回はコロナによる業務量の減少なので、使えるところまで雇用調整助成金を活用し、休業させてから、対応した方が良いのではないかと考えております。
