土地保有特定会社に該当し、株価が高額になる可能性がある場合の株式譲渡について
◯事案の概要
世襲の会社において、母親から自社株式の譲渡を受けたいと考えている。ただ土地保有特定会社に該当し、株価が高額になる可能性があると指摘を受けた。株価の上昇を抑え、円滑に譲渡を受けるためにはどうすれば良いか
◯相談内容
ある会社から相談を受けました。その会社は、代々世襲にて事業をされている会社です。先代社長から株式をすでに譲り受け、代表取締役に就任されております。ただ、お母様が所有の自社株式の承継は未了です。
本業以外に、不動産を定期的に購入し、アパートを建設し、不動産賃貸業もされています。
社長の相談内容
「税理士より『土地保有特定会社』に該当し、株価が高額になる可能性を指摘された。今後も不動産を購入し、不動産賃貸業を拡大していく方針だが、母から生前贈与にて株式を譲渡を受ける予定(時期は未定)なので、株価の上昇を抑え、円滑に譲渡を受けたい。別会社を設立することを考えているが、何か良い方法はないか」
検討している解決策は、次のものを考えました。
子会社設立では、親会社の株価が上昇するだけなので、社長個人が出資して、別会社を設立する。その後、新規不動産は別会社にて購入して、既存不動産については、随分購入し、移転させる。ただ課題として、購入コストが考えられる。
社長と、社長の息子さん(小学生)にお母様から各々暦年贈与を受けていく。課題として、だいぶ時間がかかる。
会社がお母様より株式を買い取り、または、贈与を受け、自己株式にする。その後、自己株式を消却させる。課題として、購入または、税コストがかかる。会社の財務内容が悪くなる。
どうも、しっくりした解決策が見当たらないのです。経験豊富な先生のアドバイスなどをいただけると幸いです。
