解雇の同意を得ていない懲戒解雇について
◯事案の概要
従業員を解雇した際の離職票には重責解雇にチェックがあった。普通解雇で解雇したものと思っていたが懲戒解雇の処理をしているようで、これは非常にリスクが高いと考えている。また、正式に解雇の同意は得ていない
◯相談内容
労働者(以下、女子社員)から「正式な書面での解雇通知が欲しい」という依頼が届き、社長から作成依頼がきました。
その際に添付されていた離職票には、重責解雇にチェックがあり、具体的事由記載欄には「過去にセクシャルハラスメントやストーカー行為を含む懲戒歴あり。改善の兆しが見えず、再度就業規則に違反し、懲戒事由となる問題をおこしたため、懲戒とした。」とのこと。
私としては、普通解雇で解雇したものと思っていましたが、懲戒解雇の処理をしているようで、これは非常にリスクが高いと思っています。
離職票について確認したところ、「本人は解雇してしまいましたし、特に話すこともないので、解雇のため本人の同意なし、と記入して離職票を作りました。本人は、就業規則違反による解雇だというのは知っていると思います。」という社長の回答でした。
解雇予告にかえて給与を支給。有休残日数買い上げます。通知書のたぐいは、上記で解雇を言い渡してから出社していませんので、出していません。正式には、解雇に同意していません。電子申請で社長が社会保険関係の手続きをおこなっている会社です。
私としては、本人にはまだ離職票は渡していないでしょうから、離職票の補正願で離職理由を解雇に変更してほしいのですが、単に、懲戒解雇は早々するものではないということしかわからず、どう説得したものか悩んでいます。
具体的には、このような状況ですが、解雇通知書のみを用意すればよいですか?それとも、もう少し話し合いを持ったほうがいいでしょうか?
