「クビだ」と伝えたところ、翌日から社員が出社しなくなった
◯事案の概要
社員と社長のやり取りの中で「クビだ」と伝えたところ、翌日から社員が出社しなくなり、労基署から解雇通知と解雇理由書を本人に渡すよう求められている
◯相談内容
仕事の態度、内容について、再三の注意も関わらず改善がない。徒歩10分程度の距離なのに、配置転換の命令に応じない。
そこで社長が怒ってしまい、「クビだ」と言ったところ、次の日からこなくなった。後に労基署から、解雇通知と解雇理由書を本人に渡すよう求められた。
これまでに注意している事項についてはノートにメモしている。始末書等はない。就業規則には解雇事由に明らかに違反しているとは言えない。また、本人は仕事ができると思っているが、社長は思っていない。
このような状況において、以下のように考えていますがいかがでしょうか。
- 基本的には労働者が有利である。
本人に対して解雇通知を出し、解雇予告手当1ヶ月分を出す。
- 解雇理由書には、本人に渡すので、注意ノートから「注意の内容、回数、改善の有無」などを書くよりも、就業規則から抜粋した条項による解雇とだけ記載する。
- 解雇理由については、非常に弱い。
- 裁判になっても負ける可能性が高いし時間も無駄なので、もし裁判を匂わせた場合は、弁護士を通じて示談の交渉をしていく。
- 労基署に出向き、経緯を説明する。
