契約解除とその後の流れについて
◯事案の概要
クライアントが契約解除と報酬の全額返金を希望している
◯相談内容
クライアントが、契約解除と報酬の全額返金を希望しています。できれば違約金も支払ってもらいたいと。理由は、甲の債務不履行と、連絡をしてもなかなか連絡がとれず、対応についても信用できないからとのことです。
①明日クライアントに会って詳しい話を聞くのですが、私の対応として、まずは、内容証明で甲に契約解除と報酬の全額返金を要求することを提案しようと思っています。
この契約は、準委任契約で自由に契約を解除できると解釈しております。契約書に契約解除について書かれていますが、いきなり内容証明を送って契約解除と報酬の返金を求めることは、法的に問題ありませんでしょうか。
②クライアントは違約金(罰則金的なもの)も支払ってもらいたいと希望しています。
私は違約金については契約書に定めがないこと、また、乙に具体的な賠償をしてもらうような損害が生じていないことから、損害賠償の要求も難しいと考えています。できるのは報酬の全額返金だけかと。
この案件で、違約金や損害賠償など、報酬の返金以外で甲に何か金銭的なものを要求することはできますでしょうか。
③内容証明を送って契約を解除した場合、乙が甲から損害賠償請求をされる可能性はありますでしょうか。
甲にとって「不利な時期の解除」ではないと考え、甲から損害賠償をされることはないと思っていますが、菰田先生からみたらいかがでしょうか。
④内容証明を送って甲から何の反応もなかった場合、その後の流れとしては、少額訴訟によって報酬の返金を要求することになるのでしょうか。
