従業員の持病が業務に影響している可能性がある
◯事案の概要
てんかんの持病がある従業員がおり、医師の診断書によれば就労には問題ないとのことだが、先日酒席で倒れて入院してしまった。営業職であることから酒席はさけられないことなどから、配置転換をした方が良いのではと考えている
◯相談内容
顧問先の従業員でてんかん持ちの従業員(以下Aとします)がいます。1年ほど前に、海外に行くために診断書を取ってもらいました。その時の診断書(甲病院 かかりつけの病院)によれば「海外での就労に問題ないと考える」という内容でした。
その後海外に行き、最近までは特に問題なく就労していました。
ただ、Aがある酒席で倒れてしまいました。詳しい状況は不明ですが、会社が「頭痛の原因および今後の就労が可能かどうかの診断書の提出」を依頼しました。
その結果(乙病院 かかりつけではない入院した病院)としては、「①服薬を継続すること②過度の疲労は避けること③規則正しい生活をすることという以下の条件のもと、就労可能と考える」というものでした。
今回、倒れた経緯の詳細については会社としては不明ですが、以下のいずれか又は組み合わせの可能性を考えています。
①その時期には残業時間がいつもより多かったので、肉体的、精神的に疲れが溜まっていた
②その倒れた日の前日の夜就寝した時間は午前3時頃とのことなので、寝不足があった
③てんかんとお酒に因果関係があった可能性がある
会社としては、就業時間中から具合が悪そうな様子だったので、上司が帰宅を促したが、Aは帰宅しなかった。ただ、その後の酒席に出席させたことに会社に非があるのではと心配している状況です。
上記事情のもと、会社としては「営業職のままでは酒席も避けられないし、海外出張も多いため、何かあってからでは遅いので、現時点で①てんかんと今回の因果関係についての診断書の提出を求める②会社として営業職に就かせておくことに不安を感じている旨をA本人に伝える」という2点を考えています。
そこで、上記①てんかんと今回の因果関係についての診断書の提出を求める②会社として営業職に就かせておくことに不安を感じている旨をA本人伝えるという2点は問題ないでしょうか。
私は、とりあえず現時点で②は避けてほしい旨会社に伝えました。その上で、今回のようなことがあったので半年は酒席を避け、そのことについてAや同僚にも説明する(あくまでてんかんについては触れずに)。
さらにAに対しては、会社としてお客様に対して迷惑がかかる可能性とA自身に何か起きては困るので(本人の体を心配する主旨)、一度、現時点での状況で営業職を続けることが可能なのかの診断書(甲病院 かかりつけの病院)の提出を依頼してみてはどうか?と会社に提案しました。
上記のような対応は問題ないでしょうか?
