年金事務所の職員から「実給料よりも低い標準報酬月額で申告すれば良い」とアドバイスされた
◯事案の概要
年金事務所の職員から「実給料よりも低い標準報酬月額で申告すれば良い」とアドバイスされ、それに従っていたが、従業員からの請求によって「厚生年金保険届出等に掛かるご照会(協力依頼)」という書面が年金事務所から届いている。このときに最適な対応策は何か
◯相談内容
退職した従業員からの請求で、「厚生年金保険届出等に掛かるご照会(協力依頼)」が年金事務所から来ています。約5年分、当時の給料と標準報酬月額が相違しているため、その記録の訂正を本人から求められています。
会社の事情としては、以前経営が悪化したときに、先代の社長が年金事務所の職員から「実給料よりも低い標準報酬月額で申告すれば良い」とアドバイスされ、従った経緯があるそうですが、助言した人間の名前は忘れてしまったようです。
あくまで会社側から立った意見ですが、協力依頼の程度でもありますし、「賃金台帳、源泉徴収簿等、請求された資料の法的保存期間が経過しているため、破棄してしまい資料のご提供ができません」という言い方をしたらどうかと思いますが、いかがでしょうか。
協力依頼との記載なので放置するというのも手かもしれませんが、その協力依頼の法的強制力が、調べても加減がわかりかねるところがあります。
