相続税を軽減するためにどのような方法を取ることができるか

◯事案の概要

遺言書で会社と自己所有の土地を問題なく後継者(二男夫婦)に引き継ぎたいと考えているものの、不動産に対して預貯金が少ないため、相続税の支払いが難しいことが予想される。相続税を軽減するために良い方法はあるか

◯相談内容

遺言書作成の案件についてのご相談です。
遺言者の希望としては、会社と自己所有の土地を問題なく後継者(二男夫婦)に引き継ぎたいと考えています。しかし、不動産に対して預貯金が少なく、相続税を支払うのが難しい状態です。

現在の対策としては次の2通りを考えております。

  1. 公正証書遺言を作成し配偶者に一度半分相続してもらい時間稼ぎをして後継者の預貯金を貯める方法
  2. 公正証書遺言を作成、1回の相続でほとんどの資産を後継者にしてしまう方法

1の方法ですと相続税は軽減されますが、不動産および株式の権利関係が複雑になり、会社の運営も不安定になる可能性がある。また、配偶者の年齢を考えるとそれほど時間があるとは思えない。2の方法だと、権利関係はよいが遺留分や相続税の支払いが難しくなる。

あまり詳しくはありませんが、3番目の方法として、1の方法を補完するものとして遺言信託を上手く利用する方法などはありますか?

それから、中小企業経営承継円滑化法の認証を受けて、会社の後継者が融資支援や相続税の猶予や免除を受けられないか考えておりますが、いかがでしょうか?

◯菰田弁護士の回答

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