従業員と話し合い、退職合意を得たが、家族が話し合いに出てきた

◯事案の概要

能力的な理由で従業員と話し合い、退職する合意を得たが、後日妻が来社し、退職したくないということを主張している

◯相談内容

ある会社の従業員Aは仕事のスピードが遅く、ミスも多いため、会社と話し合い退職ということで口頭合意がありました。しかし、後日の話し合いで退職勧奨にするか、自己都合にするか、また退職日を何日するかという事を決める予定でしたが、体調不良を理由に出社しません。

数日後、妻であるBが適応障害の診断書を持ってきました。どうも退職はしたくないような趣旨で、労災か傷病手当金を申請してほしいとも言ってきたようです。

会社の回答としては、退職日や理由は未定だが、退職してもらうことには変わりない。労災は心外だが本人の意思であれば申請を止めることはしない。傷病手当金の申請であれば事務手続きは会社にて行うというものです。

①Aに対してではなく、妻のBに対してAの処遇について決めることは問題にならないのでしょうか?
自分としては、弁護士に退職依頼をしたり、退職代行会社があったりするくらいなので、妻が代理で決めることは認められるのかなと思います。ただ後々のトラブルを防ぐため、念書など取る方がいいと思います。

②退職日や退職理由が決まっていなくて、口頭での退職意思の確認だけで退職は成立するのでしょうか?

退職が成立するのであれば、退職日や退職理由もちゃんと話し合って決めるという前提です。自分の考えとしては、その会社の就業規則に退職の申し出は書面にて行うという取り決めがされていない限り口頭でも成立すると思います。

◯菰田弁護士の回答

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