外部ユニオンと労使協定を締結しているが、期間満了をもって廃止したい
◯事案の概要
外資系企業が外部ユニオンと労使協定を締結している。これまで毎年更新してきたが期間満了をもって廃止したい。
◯相談内容
労働組合(外部ユニオン)と締結した労使協定書の破棄についてご相談です。
数年前からユニオンと協定書を結び、1年更新で毎年更新の締結をしている会社があります。その会社から協定書を破棄したいとの相談がありました。協定書を確認したところ、解約条項はなく、自動更新もなく、期限を一年で作っておりました。
協定内容は、組合・本人と合意・承諾がない以下のことについて行わないこと、事前に協議をすることとなっております。
- 所属部署の移動
- 本人に対する目標管理の公開
- 昇級昇格・降級降格の事前相談
この会社は外資で、アジア部門で業務を管理しているため、部門編成や本社内での異動も半期ごとに起こっています。また、所属部門の異動が自由にできず業務上に支障が出ているというのが会社側の意見です。
ちなみに、人事にあたる部門は日本になく海外にあり、直属の担当も外国人です。そのため日本の労働法に対する意識が浅く、過去に労働審判や裁判等が乱立しています。
そこでお聞きしたいのですが、労働組合との労使協定を期間満了で廃止して、以後結ばないという理論は成り立つのでしょうか?
自分で調べましたが、途中で破棄する場合などはあっても期間満了での廃止についてはなく、労基署や労働局に問い合わせをしても「両者で話し合ってほしい」との回答しか頂けませんでした。
もちろん、反発があり、団体交渉や労働委員会への斡旋などが予想されると考えております。過去にご経験がございましたら、アドバイスをいただければと思います。
