業務委託になじまない仕事内容での会社運営は適切か
◯事案の概要
従業員を雇用せず業務委託という形態で会社運営を行っているクライアントがいる。ただ、業務内容によっては指揮監督を受けながら行わざるを得ないため、業務委託になじまないのではないかと考えている
◯相談内容
従業員は雇わず、業務委託という形で会社の運営を行っている会社があり、雇用形態(運営形態)の適否について検討をしています。
雇用ではなく業務委託としている理由は、
- 勤務という形に縛られたくないという事で受託者自らが業務委託を望んでいる
- 受託者らは、会社に出勤するという事はなく、自宅において、オンラインで仕事をしている
- 会社としては、雇用の負担を免れるためという意図で業務委託としているわけではない
というところにあります。また、実態として業務委託といえるかという点については、
- 指揮監督からの独立性がある
- 時間給ではなく、成果に対してての報酬である
- 事業者としての独立性があるがポイントになると理解しております。
その前提において、制作やシステム運用、経理については上記の点を満たしうると思いますが、マネージャー業務、営業担当、問い合わせ担当については、勤務地は自宅といえども、業務内容については指揮監督を受けながら行わざるを得ません。
また報酬基準も時給単価とせざるを得ないため、業務委託に馴染まないのではないかと考えております。
このような会社運営は適切ではないと言えるでしょうか。また、このまま放置した場合、どのようなリスクが考えられますでしょうか(受託者が雇用者としての保障が得られないという事以外)。
